Javaアプリ開発のための環境構築 第1回 1.Eclipseの入手

 よろしくお願いします。やぎです。


今回は、Javaの開発環境を構築してみようと思います。
慣れないうちはソフトウェアのインストールが多いと混乱しますよね。
そこで、最初は最小限のソフトウェアでJavaの開発を行いたいと思います。

当記事のゴール

  • Eclipseを導入してJavaの開発を行えるようにする

目次
  1. Eclipseとは
  2. Eclipseの入手
  3. Eclipseのインストール
  4. Eclipseの実行


1.Eclipseとは
 IDE(統合開発環境 )と呼ばれるソフトウェアです。

入力補助、ビルド、実行、など従来テキストエディタやコマンドで実行してきたことが提供されています。
さらに、プラグインなどを追加することでより多くの機能を使用できます。

マシンスペックが追いつかず、実行にえらい時間がかかったのも今は昔!
ほどほどのスペックでも十分に開発が楽しめます。
良い時代になったものです。
参考Wikipedia Eclipse (統合開発環境)


2.Eclipseの入手
 今回は日本語が表示できる、「Pleiades」というEclipseを使用したいと思います。
自分で日本語プラグインを探して適用していた時代も今は昔!
良い時代になったものです。

2-1.Goolgeで「Pleiades」と検索します。

MergeDoc Project(http://mergedoc.osdn.jp/というページが表示されます。


2-2.ページが表示されたらとりあえず最新版ということで、
「Eclipse 4.7 Oxygen」を選択してください。



2-3.ダウンロードするファイルを選択します。
ここでは、以下とします。
・Windows 64bit(環境により適当な種類を選択)
Java
Full Edition

筆者PCはWindows10の64bitなので、Windows 64bitを選択しました。
Full Editionを選択するのは、JavaやTomcatなど別途インストールする必要がなくなるためです。
とにかくJavaの開発が今すぐしたい!という方にお勧めです。

Downloadボタンを押下すると、ダウンロードページに遷移しますので、ダウンロード完了
までお待ちください。
これで、Eclipseの入手は完了です。

 



3.Eclipseのインストール
 次に、Eclipseをインストールします。

といっても、インストーラ形式ではないので、ダウンロードしたファイルを解凍するだけです。
ただし、Windows版では注意が必要です。
それについては後述します。

3-1.ダウンロードファイルを「右クリック>プログラムから開く」を選択します。




3-2.「エクスプローラー」を選択します。

何故エクスプローラーから開くかというと、Pleiades(Eclipse)に含まれるファイルパスが長すぎて、うまく扱えないソフトが多いためです。


3-3.解凍する。
エクスプローラーで開くと「pleiades」というディレクトリがあるので、作業用のディレクトリに配置してください。

ここでもファイルパスの制限がありますので、できればCドライブやDドライブの直下に配置してください。
日本語名が含まれるディレクトリや、ディレクトリ名に空白が含まれるディレクトリを含む場合は注意が必要です。


筆者は、「D:\dev」配下に配置しました。
これで、Eclipseのインストールは完了です。


4.Eclipseの実行
 次に、Eclipseを実行します。


4-1.「[作業用ディレクトリ]\pleiades\eclipse」の配下にある、「eclipse.exe」を押下します。


4-2.セキュリティの警告が表示された場合、「実行」を押下します。
表示されない場合は気にする必要はありません。
(筆者の環境では表示されませんでした。)


4-3.ワークスペースの選択画面が表示されるので、「起動」を押下します。
古いPleiadesは、「OK」となっていると思います。



4-4.Eclipseの起動
問題がなければ無事に起動します、
おめでとうございます!
(環境等により見た目は異なる)





おわりに


お疲れさまでした。ここまで来たらあとは粛々と開発するのみとなります
Javaの開発は無料で、誰でも、簡単に手を出せることが分かったと思います
Eclipseに手を出すともう元には戻れなくなる弊害もありますが
IDEなしでの開発は考えられないと思いますので、安心して踏み入れましょう。

それでは。

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